ptetex3 installation

せっかくのLinuxなのだから日本語TeX環境が欲しい. TeX Wikiにしたがって ptetex3 をインストールしてみた. make test が通ってmake install までやった.

ライブラリの準備

/usr/X11R7/lib と /usr/lib の中にある, devx_400.sfs 由来のシンボリックリンクで実体を指していないものを修正した.

TeX Wikiに従ってインストール

TeX Wiki の Make ページにしたがって, 3つのファイルをダウンロードした.

ptetex3を展開し,my_option.sampleをmy_optionとしてコピー, 編集した. PREFIXは, あとでsfsを作るときのため.

KANJI_CODE = UTF8
MD5 = md5sum
PREFIX=/root/usr/local/teTeX

さらに, puppyはrootで作業するため,common.shのroot_checkを無効化(if文のところに 1=2 とか)

dvipdfmxのmake時に, pow()が見つからないと怒られる. ライブラリの指定(-lz -lm -lpng)の順番を変えるとうまくいったので変える. configureで変更されないよう, dvipdfmx/src/Makefile.in を編集して -lm を最後にする.

#LIBS = @LIBS@
LIBS = -lkpathsea -lkpathsea -lz -lpng -lm

おもむろに

# make all3

freetype2のビルド

make test で FreeType2 が otvalid-enabled じゃないと怒られるので, ソースをとってきて自前でビルド

# tar xvfz freetype-2.3.7.tar.gz
# cd freetype-2.3.7

otvalidにするため, module.cfgを編集.

# AUX_MODULES += otvalid 
# のコメントを外す.
# make
# make install

libfreetype.soなどは, defaultで/usr/local/libにインストールされるが, もともと入っているlibfreetype.so達は /usr/libにいる. したがって, もとのライブラリをアンインストールした場合は, シンボリックリンクを張ってやる必要がある.

freetypeがうまくいったら, 再びptetex3のディレクトリに戻って

# make test
# make install

ESP Ghostscriptの部分でエラーが出た気がするけれど大丈夫かな?

texenv-checker を試したところ, pdf の表示はほぼ完璧だった.
EPS内の漢字など, Ghostscriptがかかわるところはボロボロだったけれど.

dvipdfmx を使う分には問題ないのでないかな.